ESHI-MASAとの共作屏風「四神図」制作風景の動画を公開
6月25日、東京の神田明神に奉納された「四神図」の制作風景の動画をアップしました。
「四神図」は、絵師であるESHI-MASA氏と柏木白光の共作です。
6月25日、東京の神田明神に奉納された「四神図」の制作風景の動画をアップしました。
「四神図」は、絵師であるESHI-MASA氏と柏木白光の共作です。
読売新聞三重県版(2014年6月13日)の連載記事「古道のいま」に柏木白光が登場しました。記事では、熊野古道シリーズを制作するきっかけや作品づくりに対する想いが紹介されています。
古道のいま — 7 —
大地を感じ書巡礼
墨アート・柏木白光さん
日本最古の神社とされる熊野市有馬町の世界遺産「花の窟(いわや)」。神々の母イザナミノミコトがまつられた高さ45メートルのご神体の前で祝詞を上げ、素足になってひざを折り、筆を墨に浸す。
大分県中津市出身の女流書家柏木白光さん==写真==。墨や岩絵の具を使い、自然から伝わってくるメッセージを詩と絵で表現する「墨アート」で知られる。いにしえの自然と信仰が残る熊野古道に魅せられ、2009年6月から、紀伊半島の聖地を訪れる「書巡礼」を始めた。
花の窟には、秋の例大祭「お綱掛け神事」が行われる10月2日に、11年から3年連続で足を運び、「花祭り」と題した作品2点を書き上げた。イザナミノミコトが女神であることから、平安、鎌倉時代の歌人・西行と現代の女流歌人・小黒世茂の歌を組み合わせたという。
書家だった父の指導で5歳から書の道へ入った。1988年に全国規模の女流展でグランプリを受賞。90年台からはネパールやインド、米国など活躍の舞台を世界へ広げた。2007年に南米・ペルーの世界遺産「マチュピチュ遺跡」を訪れ、15〜16世紀に建設されたインカ文明の空中都市に感銘を受けた。
「日本にも世界遺産の熊野古道がある」。第1作に選んだのは、熊野那智大社のご神体「那智の滝」だった。滝拝所に初めて立ち、「迫り来るような滝の大きさに圧倒された」という。滝の水で墨を溶き、筆の代わりに束ねたワラを使って、滝の流れを表現した。
これまで、三重、奈良、和歌山など55か所で計78点を書き上げた。熊野古道伊勢路では、花の窟のほか、伊勢神宮や熊野速玉大社などを巡った。
「地域の歴史を調べて詩を作り、何度も何度も現地を訪れて、ようやく聖地にふさわしい作品を仕上げることができる」。一つひとつの制作にこれほど時間を費やしたことはない。
今年1月には東京・新宿の京王百貨店で、「天と地・熊野へ捧げる書巡礼」と題した展覧会を開催した。三重や和歌山などでも開催を検討している。
「紀伊半島の聖地に古代から残る自然崇拝と大地の息吹に力をもらった。でも、熊野にはまだ訪れていない場所がたくさんある」。今後もライフワークとして書巡礼を続けるつもりだ。(新良雅司)【読売新聞 2014年(平成26年)6月13日金曜日(三重県版)】
7月25日、東京の神田明神に「双龍図」「四神図」の屏風が奉納されました。
「四神図」は、絵師であるESHI-MASA氏と柏木白光の共作です。
青龍、玄武、朱雀、白虎を描いた四神図に、柏木白光が自作の詩を揮毫しました。
青龍は東天に舞い
玄武は北海に遊ぶ
朱雀は南天を飛び
白虎は西域を馳せる
奉納に先立ち、7月20日に行われた制作作業では、2人の作家が議論しながら構図を決め、
迫力溢れる四神が描かれた絵画に、柏木白光が書を揮毫していきました。
2014年4月17日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第36回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。
同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者などが参加しました。
柏木白光は、日本舞踊を織り交ぜながら、大会のテーマである「紅藻恵風 世界健康」を揮毫しました。
柏木白光の展覧会「天と地〜熊野へ捧げる書巡礼〜」が1月9日より始まりました。
今回の展覧会は、2009年から熊野へと向かう6つの道を書巡礼しながら制作してきた作品の数々を展示するもの。
約5年間をかけたプロジェクトの集大成です。どうぞ会場へ足をお運びください!
柏木白光 墨アート展「天と地 ~熊野へ捧げる書巡礼~」
会期 2014年1月9日(木)~15日(水)
開場 10:00~20:00(最終日は16:00閉場)
会場 京王百貨店新宿店6階京王ギャラリー
詳しくはこちらから
BS朝日で放映されている「いのちを語る」は、各界の著名人が、日本の名刹、神社、教会などを訪れ、代表の方々とお会いし、それぞれのお立場や生きてきた道から「いのち」について語り合う番組です。
この番組に柏木白光が出演します。熊野古道をテーマにした「天と地」の制作で訪れた熊野那智大社宮司の朝日芳英氏、青岸渡寺副重職の高木亮英氏と語り合います。
「いのちを語る~柏木白光が熊野那智大社・青岸渡寺を訪ねる~」
放映日:2013年12月21日(土)
時間:午前5:00~
放送局:BS朝日
2013年4月17日、岐阜市長良で「クロスタニン国際大会」が行われ、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。 揮毫の文字は「天恵健光 念願成就 歓」です。
完全版はこちらからご覧ください。
2013年3月に開催された東日本大震災三回忌追悼と復興祈願を願う『仏心響悦』のご縁をいただいた 安養院「寺だより みどりの森」に「柏木白光さんと長谷寺の縁」が掲載されました。
PDFファイルはこちらから(PDF:3.5MB)
柏木白光は、2009年から5年の歳月をかけて、熊野へと向かう6つの道を書巡礼しながら作品を制作してきました。 その作品の数々を発表する展覧会『柏木白光 墨アート展「天と地 ~熊野へ捧げる書巡礼~」』を2014年1月に開催いたします 。
柏木白光 墨アート展「天と地 ~熊野へ捧げる書巡礼~」
会期 2014年1月9日(木)~15日(水)
開場 10:00~20:00(最終日は16:00閉場)
会場 京王百貨店新宿店6階京王ギャラリー