『伊勢から熊野へ書巡礼 天と地』終了
伊勢と熊野を巡回して行われた『書家 柏木白光展 伊勢から熊野へ書巡礼 天と地』は無事、終了しました。たくさんの方々に会場を訪れていただき、心より感謝いたします。
展覧会開催中の会場の様子につきましては、今後、ホームページにて紹介させていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
伊勢と熊野を巡回して行われた『書家 柏木白光展 伊勢から熊野へ書巡礼 天と地』は無事、終了しました。たくさんの方々に会場を訪れていただき、心より感謝いたします。
展覧会開催中の会場の様子につきましては、今後、ホームページにて紹介させていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
展覧会「天と地」のプロモーションビデオを公開しました。
「天と地」和歌山県展は5月17日(日)まで熊野本宮館で開催されています。ぜひ、足をお運びください。
柏木白光が2009年から熊野古道をテーマに制作に取り組んできた「天と地」シリーズ。
制作の舞台となった伊勢・熊野での展覧会が行われています。
お近くにお住まいの方、観光で訪れた方はぜひお立寄りください!
「伊勢から熊野へ書巡礼 天と地 柏木白光展」
<伊勢会場>
会期:平成27年5月2日(土)~5月7日(木)
会場:伊勢市観光文化会館
<熊野会場>
会期:平成27年5月9日(土)~5月17日(日)
会場:熊野本宮館
詳細は特設ページにてご確認ください。
柏木白光は、2009年から世界遺産である熊野古道を
テーマとした作品制作に取り組んできました。
今年1月にはその集大成となる展覧会を東京・新宿で開催しましたが、
来年の5月には、三重県伊勢市と和歌山県の熊野本宮で
展覧会「伊勢から熊野へ書巡礼 天と地 柏木白光展」を開催いたします。
「伊勢から熊野へ書巡礼 天と地 柏木白光展」
<伊勢会場>
会期:平成27年5月2日(土)~5月7日(木)
会場:伊勢市観光文化会館
<熊野会場>
会期:平成27年5月9日(土)~5月17日(日)
会場:熊野本宮館
詳細は特設ページにてご確認ください。
10月16日、熊野速玉大社に柏木白光の書「神船」が奉納されました。
作品は、15日に行われた例大祭の神場渡御式、御旅所神事が行われた後に制作されました。
「神船」
風が わたる
光が はしる
五体投地をくりかえす波
神徳の杯をかかげれば
凪ぎひれふす
10月15日、熊野速玉大社例大祭の神場渡御式、御旅所神事が行われた後、書「神船」を制作し、16日に同大社へ奉納させていただきました。その様子が10月21日付の「熊野新聞」に掲載されました。
熊野川の御旅所で書
書道家・柏木白光さんが「神船」
大分県出身の書道家、柏木白光(びゃっこう)さんが15日、熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)で、熊野速玉大社例大祭の神場渡御式、御旅所神事が行われた後、書「神船」を制作し、16日に同大社へ奉納した。
柏木さんは初代(祖父・辛島寅次郎)、二代目(父・宇都宮廣)の跡を継ぎ、5歳から書の道へ。1988年の毎日女流展でグランプリを受賞するなど多くの書道展に入賞。92年、成田空港のロビーに「般若心経」7メートルの大作を制作。音楽家とのジョイントで書を揮毫(きごう)するなど海外公演も多い。伊勢神宮、明治神宮、靖国神社などに作品を奉納。イラク派遣の自衛隊の看板「サマーワ宿営地」を書き話題となった。
柏木さんは2009年から5年をかけて先人が聖なる世界への思いをはせた道を歩いた。今回の書は、各所にまつわる故事を調べ、先人が築き上げた思想、信仰、歴史、文化的伝統を学び、この地を訪れた数多くの人々が抱いた、永遠なるもの、聖なるものに対する憧れ、平和への祈りを表現したという。来年5月には、伊勢市と田辺市本宮町で、作品展を開く予定になっている。
柏木さんは「この地で書を製作できたことは感動的で、納得のいく作品が書けた」と話し、最後に見守った祭りの奉仕者たちと記念撮影を行った。(森本晃介)【熊野新聞 2014年(平成26年)10月21日(金曜日)】
6月25日、東京の神田明神に奉納された「四神図」の制作風景の動画をアップしました。
「四神図」は、絵師であるESHI-MASA氏と柏木白光の共作です。
読売新聞三重県版(2014年6月13日)の連載記事「古道のいま」に柏木白光が登場しました。記事では、熊野古道シリーズを制作するきっかけや作品づくりに対する想いが紹介されています。
古道のいま — 7 —
大地を感じ書巡礼
墨アート・柏木白光さん
日本最古の神社とされる熊野市有馬町の世界遺産「花の窟(いわや)」。神々の母イザナミノミコトがまつられた高さ45メートルのご神体の前で祝詞を上げ、素足になってひざを折り、筆を墨に浸す。
大分県中津市出身の女流書家柏木白光さん==写真==。墨や岩絵の具を使い、自然から伝わってくるメッセージを詩と絵で表現する「墨アート」で知られる。いにしえの自然と信仰が残る熊野古道に魅せられ、2009年6月から、紀伊半島の聖地を訪れる「書巡礼」を始めた。
花の窟には、秋の例大祭「お綱掛け神事」が行われる10月2日に、11年から3年連続で足を運び、「花祭り」と題した作品2点を書き上げた。イザナミノミコトが女神であることから、平安、鎌倉時代の歌人・西行と現代の女流歌人・小黒世茂の歌を組み合わせたという。
書家だった父の指導で5歳から書の道へ入った。1988年に全国規模の女流展でグランプリを受賞。90年台からはネパールやインド、米国など活躍の舞台を世界へ広げた。2007年に南米・ペルーの世界遺産「マチュピチュ遺跡」を訪れ、15〜16世紀に建設されたインカ文明の空中都市に感銘を受けた。
「日本にも世界遺産の熊野古道がある」。第1作に選んだのは、熊野那智大社のご神体「那智の滝」だった。滝拝所に初めて立ち、「迫り来るような滝の大きさに圧倒された」という。滝の水で墨を溶き、筆の代わりに束ねたワラを使って、滝の流れを表現した。
これまで、三重、奈良、和歌山など55か所で計78点を書き上げた。熊野古道伊勢路では、花の窟のほか、伊勢神宮や熊野速玉大社などを巡った。
「地域の歴史を調べて詩を作り、何度も何度も現地を訪れて、ようやく聖地にふさわしい作品を仕上げることができる」。一つひとつの制作にこれほど時間を費やしたことはない。
今年1月には東京・新宿の京王百貨店で、「天と地・熊野へ捧げる書巡礼」と題した展覧会を開催した。三重や和歌山などでも開催を検討している。
「紀伊半島の聖地に古代から残る自然崇拝と大地の息吹に力をもらった。でも、熊野にはまだ訪れていない場所がたくさんある」。今後もライフワークとして書巡礼を続けるつもりだ。(新良雅司)【読売新聞 2014年(平成26年)6月13日金曜日(三重県版)】
7月25日、東京の神田明神に「双龍図」「四神図」の屏風が奉納されました。
「四神図」は、絵師であるESHI-MASA氏と柏木白光の共作です。
青龍、玄武、朱雀、白虎を描いた四神図に、柏木白光が自作の詩を揮毫しました。
青龍は東天に舞い
玄武は北海に遊ぶ
朱雀は南天を飛び
白虎は西域を馳せる
奉納に先立ち、7月20日に行われた制作作業では、2人の作家が議論しながら構図を決め、
迫力溢れる四神が描かれた絵画に、柏木白光が書を揮毫していきました。
2014年4月17日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第36回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。
同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者などが参加しました。
柏木白光は、日本舞踊を織り交ぜながら、大会のテーマである「紅藻恵風 世界健康」を揮毫しました。