約6年をかけ、熊野へと続く古道を書巡礼をしてきた柏木白光。その展覧会『天と地』は、これまでに東京、伊勢、熊野で開催されてきました。
2016年、『天と地』が東京で2回開催されることが決定しました。
4月:
『天と地 ~伊勢から熊野へ書巡礼 柏木白光展~』
会期:2016年4月5日(火)~10日(日) 10:00~20:00
会場:三重テラス
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-1 YUITO ANNEX 2階
電話:03-5542-1035
9月:
『天と地』
会期:2016年9月19日(月)~25日(日)
会場:護国寺
住所:東京都文京区大塚5-40-1
電話:03-3941-0764
詳細については、決定次第、ホームページにてご紹介します。
柏木白光書道教室の本部教室(大分県中津市)では、ブログを設けて日々の出来事を紹介しています。
http://sihousyodoukai.junglekouen.com
本ホームページでも、ブログのリンクを貼りましたので、どうぞご覧下さい。
http://www.byakko.info/school/
なお、ニュースのページでも、随時、新しい記事をご紹介していきます。
柏木白光は「天と地」シリーズで那智黒石に般若心経を揮毫した作品「依代挿頭し(よろしろかざし)」を制作しました。2月9日、この作品を那智山青岸渡寺へ奉納させていただいたのですが、その様子が「熊野新聞」(2016年2月11日)で報じられました。
那智黒石に般若心経記す
書家の柏木白光さん奉納 那智山青岸渡寺
大分県にある紫鳳書道会の3代目主宰を務める書家・柏木白光さんが9日、那智山青岸渡寺(高木亮享住職)へ経石『般若心経』を奉納した。
柏木さんは熊野古道をテーマにした作品制作に取り組む書家。「天と地」シリーズの作品群を2009(平成21)年から書き始め、同日までに59点を仕上げている。現地制作が柏木さんのこだわりで、熊野三山を中心に畿内広範へ裾野を広げ、遠くは八咫烏(やたがらす)出立の故事がある韓国・奉恩寺に達している。
この日奉納した経石は、長径20センチ前後の那智黒石の原石52個に金字で般若心経を記した作品。如意輪観世音菩薩を強く信仰する縁で、同菩薩を本尊とする同寺に奉納を申し入れたという。
柏木さんは地元支援者で同館元館長の松本純一さんや熊野本宮語り部の会会長の坂本勲生さんと共に参拝。高木住職自ら法要を務め、経石の奉納を本尊に奉告した。
法要を終えて柏木さんは「この経石は松本さんの支えがあったから形にできた。やりがいのある制作でしたし、自分一人ではできなかったと思うので感謝しています。今日は信仰する如意輪観世音菩薩に奉納でき、書家として最高の気分です」と話した。
今後も串本町樫野や田辺市本宮町など46カ所(同日現在)で作品制作に取り組むそう。この日の奉納を機に3年間を「制作第2期」と位置づけ、10年越しの同シリーズ完結を見据えて意気込みを新たにした。
同寺は当面収蔵庫で預かり、お披露目の機会を探るとしている。(猪島 郁)
東京都板橋区にある「安養院」では瑠璃光堂を建立し、薬師如来像が安置されました。その両脇に柏木白光が金字で揮毫した6000文字の「薬師琉璃光如来本願功徳経」が奉納されました。2015年11月、落慶法要が執り行われました。本作品の制作については、後日ホームページでご紹介します。
東京都板橋区にある「安養院」では瑠璃光堂を建立し、薬師如来像が安置されましたが、その両脇に柏木白光が金字で揮毫した6000文字の「薬師琉璃光如来本願功徳経」が奉納されました。本作品の制作については、後日ホームページでご紹介します。
東京都板橋区にある「安養院」は鎌倉幕府の執権、北条頼時が建立されたと伝えられる由緒ある真言宗の寺院です。
安養院ではこのほど、瑠璃光堂を新築しましたが、柏木白光はお堂に置かれる屏風に「薬師琉璃光如来本願功徳経」というお経を書きました。お経の文字数は6000字に及びます。
11月には瑠璃光堂の開堂法会が開かれ、会場には柏木白光のお経を書いた屏風も置かれる予定です。
5月2日から17日にかけて、三重県の伊勢市と和歌山県の熊野で開催された展覧会『「天と地」伊勢~熊野へ書巡礼』の様子をご紹介します。今回は熊野会場です。
【熊野会場】
日程:平成27年5月9日(土)~5月17日(日)の9日間
会場:世界遺産熊野本宮館 展示会場
まず、展覧会初日の前日である5月8日(金)の夕方、熊野本宮大社本殿前で揮毫奉納が行われ、「翔夢」と揮毫された2作品が制作されました。
5月9日(土)は9時からはオープニングセレモニーがスタート。奥熊野太鼓の演奏で始まり、柏木白光の挨拶の後、真砂充敏田辺市長によるご祝辞をいただきました。
テープカットは、真砂充敏田辺市長、泉正徳和歌山県議会議員、熊野本宮大社・九鬼家隆宮司、熊野那智大社・朝日芳英宮司、熊野速玉大社・上野顯宮司、金峯山寺・五條良知執行長の6氏と柏木白光先生によって執り行われました。
そして那智山青岸渡寺・高木亮英副住職を代表とする山伏のみなさまが、法螺貝吹奏と読経で、会場を一周しながら場内を清めました。開場後、柏木白光による作品解説が行われました。
今回の展示では、伊勢展では展示されなかった高さ5メートルの大型作品「飛翔」の掛け軸が会場内のホールに展示されました。
会期中は、熊野巡礼のツアー客や地元の方々など数多くの鑑賞客が来場。個人旅行で熊野を訪れた方は、長い時間をかけて作品を鑑賞していました。
欧州を中心とする外国人の方々も非常に多く来場。熱心に作品を鑑賞し、質問するなど、日本文化への関心の高さがうかがえました。
会場入口に設置されたモニターでは制作風景の映像を上映。この映像をじっくり見てから作品を鑑賞し始める方が数多くいました。
5月2日から17日にかけて、三重県の伊勢市と和歌山県の熊野で開催された展覧会『「天と地」伊勢~熊野へ書巡礼 』の様子をご紹介します。今回は伊勢会場です。
【伊勢会場】
日程:平成27年5月2日(土)~5月7日(木)の6日間
会場:伊勢市観光文化会館 4F展示会場
5月2日(土)9時から、オープニングセレモニーを執り行われました。冒頭の柏木白光の挨拶に続いて、鈴木健一伊勢市長によるご祝辞をいただきました。続くテープカットは、鈴木伊勢市長、神宮司廳・杉谷正雄神宮参事、猿田彦神社・宇治土公貞尚宮司、皇學館大学・清水潔学長、伊勢いなほの会 顧問・小西蔀氏によって行われました。開場後は柏木白光による作品解説が行われました。
会期中は、様々な世代の方々が来場。7割近くが伊勢にお住まいの方でしたが、ゴールデンウィーク、宇治山田駅の駅前ということもあり観光客の方も多くみえられました。会場内での滞在時間が長い方が大変多く、作品への関心度の高さがうかがえました。
柏木白光が主宰する「紫鳳書道会 柏木白光書道教室」では、2015年7月より伊勢教室を開きます。会場は伊勢神宮内宮にほど近い「伊勢青少年研修センター(SYD)」です。毎月第2日曜日10:00~16:00に開催します。
http://byakko.info/school/
お近くにお住まいの方はどうぞお気軽にご参加ください。
お問合せ:紫鳳書道会 柏木白光書道教室 大分本部
TEL 0979-24-8960(電話)
または、ホームページのお問い合わせフォームからお願いいたします。
http://www.byakko.info/inquiry/
2015年4月15日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第37回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。
同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者などが参加。柏木白光は、日本舞踊とともに、大会のテーマである「新 南国 藻誕 健光 革命」を揮毫しました。