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青岸渡寺「行者堂」扁額を揮毫させていただきました

奉納 2024年01月09日

2023年10月21日、那智山青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)では山伏の修行拠点「行者堂」を約150年ぶりに再建しました。建立された行者堂は日本一の規模。熊野古道沿いに建てられており、青岸渡寺の三重塔と那智の滝を見渡すことができます。

柏木白光は、熊野古道をテーマにした作品群「天と地」にて、青岸渡寺を書巡礼し、作品「熊野の観音菩薩」を制作させていただいたご縁もあり、行者堂の扁額(看板)の書を揮毫させていただきました。

那智山青岸渡寺の高木亮英様よりお言葉をいただきました。

世界遺産 西国第一番札所
那智山青岸渡寺 山主 髙木亮英
 柏木白光先生との出会いは、先生の御念持仏如意輪観世音菩薩(大仏師松久朋林作)が、当寺御本尊と同じであり、御念持仏の開眼護摩供養を修法致した御縁からです。それ以来、熊野修験奥駈峰入り(那智山青岸渡寺~本宮大社)に御参加頂き、また金泥那智黒石般若心経を御奉納くださり、此の度は熊野修験那智山行者堂扁額に揮毫賜り、当寺に多大な貢献を頂いております。
 先生の凛としたお姿、神仏と対峙し、全身全霊を込めて筆を運ぶ御様子は、霊気霊験をも感じ取られ、迫力、躍動に満ち溢れたその中には、観音様の思いやり、慈悲の心が伺い知れ感銘を覚えます。 合掌