2018年3月25日(日)~4月22日(日)、長崎市の「ナガサキピースミュージアム」で書家・柏木白光展「惠百福」が開催されます。
このほど、同ミュージアムの提唱者であるシンガーソングライターのさだまさし氏からメッセージが寄せられました。
「ナガサキピースミュージアム」開館15周年を記念して世界的書家、柏木白光展が実現したことに感謝します。
柏木先生は僕の歌も題材に選んでくださっています。
沢山の方にこの素晴らしい「書の世界」を楽しんで頂き、平和について考える時間になればと願っています。
皆様の15年間のご支援に心より感謝申し上げます。
まだまだこれからです。
さだまさし
柏木白光は2017年3月18日に福島県郡山市で開催されたチャリティコンサート「忘れない福島 命煌(いのちきらめく)」で、さだ氏と共演。また、長崎の「日本二十六聖人記念像」前にて、さだ氏の詩「祈り」を平和への想いを込め書き上げたご縁があります。
ナガサキピースミュージアムは、海外からの豪華客船が就航する埠頭の正面に建てられた現代的な建築物。今回の展覧会は、海外で制作された作品を中心に展示を構成する予定です。
ナガサキピースミュージアム開館15周年記念企画
書家・柏木白光展「惠百福」
会期:2018年3月25日(日)~4月22日(日)
会場:ナガサキピースミュージアム
住所:長崎市松ヶ枝7-15
アクセス:路面電車「大浦海岸通り」駅下車徒歩3分
電話:095-818-4247
ウェブサイト:http://www.nagasakips.com
2017年4月12日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第39回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。
同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者など約900名が参加。柏木白光は「信念」の二文字を揮毫しました。
2017年3月10日、福島県郡山市で、チャリティコンサート「忘れない福島 命煌(いのちきらめく)」が開催されました。
福島県では東日本大震災と原子力発電所事故によって、保護者の収入が減り、高校進学に必要な学生服や教材などを揃えられず、進学を断念する中学生たちがいます。
そういった生徒たちを支援しようと、「夜回り先生」として知られる水谷修氏がチャリティコンサートを発案。泉谷しげる、宇崎竜童、阿木燿子、さだまさしといった豪華なアーティストたちが出演を快諾し、実現しました。
コンサートではまず、震災で尊い命をなくした方々への祈りを込めて、三宝会が声明を唱えました。そして、荘厳な声明に太鼓が加わり、空気が激しく躍動するなかで、柏木白光が屏風に「命煌」の二文字を書き上げました。
屏風はコンサート終了後にロビーに飾られ、見学や記念撮影をする来場者で黒山の人だかりができました。なお、今回のコンサートの収益金はすべて郡山市に寄付され、高校進学の奨学資金として活用されます。
2016年9月19日~25日にかけて、東京都文京区の護国寺において、
「聖地書巡礼 天と地 書家 柏木白光展」が行われました。
このほど、展示会場にて上映された映像作品を公開いたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=aPek5MqVxuc
聖地の息吹と呼応しながら生まれる創造の世界を表現した映像をどうぞお楽しみください。
9月25日、東京都文京区の護国寺で開催されていた展覧会「天と地」が無事終了いたしました。
会期中はたくさんの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。
イベントの様子などは今後、ホームページで紹介していきます。
2016年7月10日(日)、柏木白光が「天と地」シリーズの制作でお世話になった猿田彦神社(三重県伊勢市)に「四神」屏風が奉納されました。
今回の奉納について紫凰書道会伊勢教室の中山緑さんに文章を寄せていただきました。
写真は「天と地」シリーズの制作写真の撮影をご担当された写真家の晴生さんによるものです。
猿田彦神社奉納記
柏木白光さんとのご縁は、もう20数年になるでしょうか。出会いは主人と同じ講演会での講師としてでありましたが、その後、度々伊勢へ来られることとなり、そのご縁が今日と至っているのです。
長いお付き合いの中で、昨年5月に伊勢観光文化会館で作品展を開催される運びとなり、今まで書きためてある作品と加えて、ぜひ二見ヶ浦の興玉神社や猿田彦神社での制作をという希望で、ある朝、猿田彦神社境内にて揮毫されたのでした。
いつもながらの凜とした佇まいで書かれたのは、「開」。白光さんの苦難の人生の中に、大きな光となった出会いが神社にあり、大きな扉が開いていく起点ともなったのです。
それは正に「道ひらき」の神の導きであり、父方の宇佐神社の血筋と、母方の宇都宮氏の血筋を持ち、書道家の跡取りとして背負って来られた運命の扉も、もう一つ開く出会いでもありました。
今回、猿田彦神社に対して、白光さんの心からの神思感謝の思いを込めての屏風の奉納は、どれほど白光さんを晴れやかに清々しい心根にされたことだろうかと、昨年亡くなった主人との思いを重ねながら奉納式の席に座っておりました。
白光さんの益々のご活躍を祈りつつ。
修養団伊勢いなほの会会長 中山 緑
平成28年夏
2016年4月13日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第38回クロスタニン国際大会」が開催されました。
柏木白光は、エイサー(沖縄の伝統芸能)のグループ「琉神」との競演で「挑戦」を揮毫。
ダイナミックな踊りと太鼓、そして柏木白光の揮毫によって迫力のあるパフォーマンスが披露されました。
第38回クロスタニン国際大会で大会テーマを揮毫
2016年4月13日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第38回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。
同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者などが参加。柏木白光は、大会のテーマ「健康長寿 感謝と挑戦」の「挑戦」を揮毫しました。
東京都板橋区にある「安養院」では瑠璃光堂を建立し、薬師如来像が安置されました。その両脇に柏木白光が金字で揮毫した6000文字の「薬師琉璃光如来本願功徳経」が奉納されました。2015年11月、落慶法要が執り行われました。本作品の制作については、後日ホームページでご紹介します。
5月2日から17日にかけて、三重県の伊勢市と和歌山県の熊野で開催された展覧会『「天と地」伊勢~熊野へ書巡礼』の様子をご紹介します。今回は熊野会場です。
【熊野会場】
日程:平成27年5月9日(土)~5月17日(日)の9日間
会場:世界遺産熊野本宮館 展示会場
まず、展覧会初日の前日である5月8日(金)の夕方、熊野本宮大社本殿前で揮毫奉納が行われ、「翔夢」と揮毫された2作品が制作されました。
5月9日(土)は9時からはオープニングセレモニーがスタート。奥熊野太鼓の演奏で始まり、柏木白光の挨拶の後、真砂充敏田辺市長によるご祝辞をいただきました。
テープカットは、真砂充敏田辺市長、泉正徳和歌山県議会議員、熊野本宮大社・九鬼家隆宮司、熊野那智大社・朝日芳英宮司、熊野速玉大社・上野顯宮司、金峯山寺・五條良知執行長の6氏と柏木白光先生によって執り行われました。
そして那智山青岸渡寺・高木亮英副住職を代表とする山伏のみなさまが、法螺貝吹奏と読経で、会場を一周しながら場内を清めました。開場後、柏木白光による作品解説が行われました。
今回の展示では、伊勢展では展示されなかった高さ5メートルの大型作品「飛翔」の掛け軸が会場内のホールに展示されました。
会期中は、熊野巡礼のツアー客や地元の方々など数多くの鑑賞客が来場。個人旅行で熊野を訪れた方は、長い時間をかけて作品を鑑賞していました。
欧州を中心とする外国人の方々も非常に多く来場。熱心に作品を鑑賞し、質問するなど、日本文化への関心の高さがうかがえました。
会場入口に設置されたモニターでは制作風景の映像を上映。この映像をじっくり見てから作品を鑑賞し始める方が数多くいました。