復興支援ライブで「命煌」を揮毫
2017年3月10日、福島県郡山市で、チャリティコンサート「忘れない福島 命煌(いのちきらめく)」が開催されました。
福島県では東日本大震災と原子力発電所事故によって、保護者の収入が減り、高校進学に必要な学生服や教材などを揃えられず、進学を断念する中学生たちがいます。
そういった生徒たちを支援しようと、「夜回り先生」として知られる水谷修氏がチャリティコンサートを発案。泉谷しげる、宇崎竜童、阿木燿子、さだまさしといった豪華なアーティストたちが出演を快諾し、実現しました。
コンサートではまず、震災で尊い命をなくした方々への祈りを込めて、三宝会が声明を唱えました。そして、荘厳な声明に太鼓が加わり、空気が激しく躍動するなかで、柏木白光が屏風に「命煌」の二文字を書き上げました。
屏風はコンサート終了後にロビーに飾られ、見学や記念撮影をする来場者で黒山の人だかりができました。なお、今回のコンサートの収益金はすべて郡山市に寄付され、高校進学の奨学資金として活用されます。