ニュース

外国人留学生制作の「大地の歌」を伊勢と出羽で展示

柏木白光は、書道による国際交流を行うボランティアイベント「翔夢(SHOW MU)」をさまざまな団体や個人の協力を得ながら、1996年から国内外で実施しています。

2018年10月には、外国人留学生40名が参加し、「大地の歌」を制作。このほど、その作品を伊勢青少年研修センター(三重県伊勢市)と出羽三山神社(山形県鶴岡市)に展示しました。

今回の展示は、日本版DMO候補法人「いせでわDMO(仮称)」により催行された「外国人留学生 IseDewaをシル〜伊勢二見/羽黒山モニターツアー〜」に協力するかたちで実現しました。「日本版DMO」とは、地域の経済力を高めるために観光地域づくりの戦略立案や実施の舵取り役を担う法人です。

ツアーでは、東京で「大地の歌」の制作に参加した外国人留学生が参加。三重県伊勢市と山形県鶴岡市を訪れ、地域の観光資源に触れることができました。また、それぞれの展示会場では留学生たちは柏木白光が再会するとともに、柏木白光が主宰・指導する書道教室の伊勢教室の生徒たちや出羽三山神社の宮野宮司といった地域の人々と交流を行いました。

なお、外国人留学生の書道体験、そして地方を知るイベントは2019年度も実施される予定です。

写真は上段が「伊勢青少年研修センター」下段が「出羽三山神社」
(タッチ、クリックするとフルサイズで表示されます。)

「八咫の火祭り」の動画を公開

イベント報告 2019年02月26日

2018年10月13日、熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)で「八咫の火祭り」が執り行われました。
八咫(やた)の火祭りは、時代行列、奥熊野太鼓、踊り、そしてクライマックスの花火などで構成される荘厳かつダイナミックなお祭りです。
柏木白光は奥熊野太鼓と共演させていただき、「斎魂」を揮毫しました。

このほど、その様子を紹介する動画を公開しました。
 

なお、「八咫の火祭り」について、熊野本宮とりいの店の鳥居泰治氏に寄稿していただきました。どうぞ、ご一読ください。

「八咫の火祭り」
この火祭りは、本宮町の長い歴史と現代の感性を織り交ぜた新しいお祭りです。
時代行列の古式ゆかしい「祀り」から太鼓、踊り、花火という勇壮でパワフルな「祭り」へと変化していきます。
古代、奥深い熊野の山に迷った神武天皇を熊野の神の使いである
『八咫烏』(やたがらす)が正しい道へ導いたという言い伝えがあります。
この言い伝えにならい、この祭りは、「人々を幸福に導く」という意味を込めて『導きの祭り』としています。
今年の「八咫の火祭り」は、熊野本宮大社御創建2050年奉祝大祭ということもあり、大社神事「湯登神事」と併せ、10月13日(土)に行いました。
熊野本宮とりいの店
鳥居泰治

「陰陽師鉄輪恋愛輪舞曲」ロシア公演 柏木白光出演

イベント報告 2019年02月05日

2018年11月19日、モスクワ市内のラフマニノフホールで行われた「陰陽師鉄輪恋愛輪舞曲」ロシア公演。第20回「日本の心」国際音楽フェスティバルに参加した同作品に柏木白光が書家として出演しました。

(こちらの画面から動画が再生できます。)

会場のラフマニノフホールは満席。客席の多くはロシア、アジアの音楽・文化の専門家たちが占めていました。

配布されたプログラムのなかにはロシア語の台本が記載されており、観客はその台本を読みながら、物語と書、そして音楽が織りなす世界を鑑賞していました。

陰陽師の摩訶不思議な世界。そして、一幕ごとに柏木白光がライブで書く「恋」「憎」「鬼」「白衣観音」の屏風作品。観客はその作品に魅了されながら、舞台の世界へと引きずりこまれているようでした。

終演後はスタンディングオベーション。会場には「ブラボー」の声が響きました。

<<公演概要>>
公演名 「陰陽師 鉄輪恋愛輪舞曲」ロシア公演 
(第20回「日本の心」国際音楽フェスティバル参加)
日時 2018年11月19日
会場 チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院 ラフマニノフホール
原作台本 夢枕獏
作曲  松下功
演出  レオニード・アニシモフ
指揮  ヴャチスラフ・ヴァレエフ
演奏  国立モスクワ音楽院オーケストラ
出演  東京ノーヴイ・レパートリーシアター
書    柏木白光

八咫の火祭りで奥熊野太鼓と共演し、「斎魂」を揮毫

2018年10月13日、熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)で「八咫の火祭り」が執り行われました。

八咫(やた)の火祭りは、時代行列、奥熊野太鼓、踊り、そしてクライマックスの花火などで構成される荘厳かつダイナミックなお祭りです。

柏木白光は奥熊野太鼓と共演させていただき、「斎魂」を揮毫しました。

なお、「八咫の火祭り」について、熊野本宮とりいの店の鳥居泰治氏に寄稿していただきました。どうぞ、ご一読ください。

「八咫の火祭り」

この火祭りは、本宮町の長い歴史と現代の感性を織り交ぜた新しいお祭りです。
時代行列の古式ゆかしい「祀り」から太鼓、踊り、花火という勇壮でパワフルな「祭り」へと変化していきます。
古代、奥深い熊野の山に迷った神武天皇を熊野の神の使いである
『八咫烏』(やたがらす)が正しい道へ導いたという言い伝えがあります。
この言い伝えにならい、この祭りは、「人々を幸福に導く」という意味を込めて『導きの祭り』としています。

今年の「八咫の火祭り」は、熊野本宮大社御創建2050年奉祝大祭ということもあり、大社神事「湯登神事」と併せ、10月13日(土)に行いました。

熊野本宮とりいの店
鳥居泰治

【スライドショー】
 

(写真撮影:松本純一)

外国人留学生向け書道ワークショプを実施

イベント報告 2018年11月19日

2018年10月27日、東京の白山にある国際学生寮で「外国人留学生向け書道ワークショップ」が実施されました。当日は柏木白光が指導を担当。40名の留学生が、筆の持ち方から、線の引き方、そしてひらがなや漢字の書き方を学び、数十枚の書から成る「大地の歌」を完成させました。第二部では、書のパフォーマンスを実施。「翔夢」の二文字を揮毫しました。

 

第40回クロスタニン国際大会で書のパフォーマンス(動画編)

イベント報告 2018年07月04日

2018年4月18日・19日に開催された「第40回クロスタニン国際大会」で、柏木白光が書のパフォーマンスを行い、このほど、その動画を公開しました。

同大会への出演は今年で14回目。今回は、「響一座」の獅子虎の踊りとのコラボレーションで、「志魂」の二文字を揮毫しました。

紅白の獅子虎の華麗な舞と呼応し、柏木白光から「志魂」の書が解き放たれる瞬間は必見です。どうぞお楽しみください。

 

第40回クロスタニン国際大会で書のパフォーマンス

イベント報告 2018年07月04日

2018年4月18日・19日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第40回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者など約900名が参加。柏木白光は「志魂」の二文字を揮毫しました。

長崎での展覧会にさだまさし氏からメッセージ

イベント報告 2018年02月19日

2018年3月25日(日)~4月22日(日)、長崎市の「ナガサキピースミュージアム」で書家・柏木白光展「惠百福」が開催されます。

このほど、同ミュージアムの提唱者であるシンガーソングライターのさだまさし氏からメッセージが寄せられました。

「ナガサキピースミュージアム」開館15周年を記念して世界的書家、柏木白光展が実現したことに感謝します。
柏木先生は僕の歌も題材に選んでくださっています。
沢山の方にこの素晴らしい「書の世界」を楽しんで頂き、平和について考える時間になればと願っています。
皆様の15年間のご支援に心より感謝申し上げます。
まだまだこれからです。
さだまさし

柏木白光は2017年3月18日に福島県郡山市で開催されたチャリティコンサート「忘れない福島 命煌(いのちきらめく)」で、さだ氏と共演。また、長崎の「日本二十六聖人記念像」前にて、さだ氏の詩「祈り」を平和への想いを込め書き上げたご縁があります。

ナガサキピースミュージアムは、海外からの豪華客船が就航する埠頭の正面に建てられた現代的な建築物。今回の展覧会は、海外で制作された作品を中心に展示を構成する予定です。

ナガサキピースミュージアム開館15周年記念企画
書家・柏木白光展「惠百福」

会期:2018年3月25日(日)~4月22日(日)
会場:ナガサキピースミュージアム
住所:長崎市松ヶ枝7-15
アクセス:路面電車「大浦海岸通り」駅下車徒歩3分
電話:095-818-4247
ウェブサイト:http://www.nagasakips.com

第39回クロスタニン国際大会で揮毫パフォーマンス

イベント報告 2017年05月27日

2017年4月12日、岐阜市の岐阜グランドホテルで「第39回クロスタニン国際大会」が開催され、柏木白光が書のパフォーマンスを行いました。
同大会は健康食品メーカーの日健総本社が主催するもので、世界各国から医学関係者など約900名が参加。柏木白光は「信念」の二文字を揮毫しました。

 

復興支援ライブで「命煌」を揮毫

イベント報告 2017年03月18日

2017年3月10日、福島県郡山市で、チャリティコンサート「忘れない福島 命煌(いのちきらめく)」が開催されました。

福島県では東日本大震災と原子力発電所事故によって、保護者の収入が減り、高校進学に必要な学生服や教材などを揃えられず、進学を断念する中学生たちがいます。

そういった生徒たちを支援しようと、「夜回り先生」として知られる水谷修氏がチャリティコンサートを発案。泉谷しげる、宇崎竜童、阿木燿子、さだまさしといった豪華なアーティストたちが出演を快諾し、実現しました。

コンサートではまず、震災で尊い命をなくした方々への祈りを込めて、三宝会が声明を唱えました。そして、荘厳な声明に太鼓が加わり、空気が激しく躍動するなかで、柏木白光が屏風に「命煌」の二文字を書き上げました。

屏風はコンサート終了後にロビーに飾られ、見学や記念撮影をする来場者で黒山の人だかりができました。なお、今回のコンサートの収益金はすべて郡山市に寄付され、高校進学の奨学資金として活用されます。