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【白光詩季折々】4月「光」

白光詩季折々 2024年04月05日

桜前線がゆっくりと日本列島を動き始めました。

🎶[音楽祭り]で子どもたちは新学期を迎えます。

伊勢七宝まり作家、松崎薫作

「書者散也」(空海の言葉、白光書)小屏風

「光」(白光書)

光を求め歩き続ける 

君の情熱がいつの日か 

誰かにとっての

光となるでしょう 

誰かにとっての

兆しとなるでしょう

(B’z『光芒』[作詞:稲葉浩志]より)

橿原神宮へ書巡礼作品「光」を奉納

奉納 2024年04月01日

2024年3月20日、柏木白光は作品「光」を橿原神宮(奈良県橿原市)に奉納させていただきました。早朝からの荒天もおさまり、関係者の列席の下、社殿にて奉納奉告祭の儀式が滞りなく執り行われました。

柏木白光は、熊野古道にまつわる聖地を書巡礼し、神社仏閣で作品制作を行なってきました。橿原神宮で制作された「光」は、高さ165cm・幅185cmの巨木の樫に、象形文字の「光」と北原白秋の『海道東征』を書した作品です。

橿原(かしはら)は、日本最古の正史とされる『日本書紀』で日本建国の地と記されています。初代天皇の神武天皇は、豊かで平和な国づくりを目指し、九州の高千穂の宮から東に向かい、想像を絶する苦難を乗り越えて、橿原宮を創建されました。橿原神宮は、神武天皇が造営し即位した場所とする日本書紀の記述を基に明治23(1890)年に創建されました。

『海道東征』は、神武天皇の日本建国神話をもとにした北原白秋作詩、信時潔作曲の交声曲です。その詩には、大和への憧れ、船出や各地での日々と苦難、そして偉業が叶ったことを寿(ことほ)ぐ内容が描かれています。

【橿原神宮「光」制作風景】

【白光詩季折々】3月「春は来ぬ」

白光詩季折々 2024年03月01日

友人からの絵葉書を、色紙に張り込み、島崎藤村の詩を書く。

春はき(来)ぬ

春はきぬ

浅みどりなる新草(にいぐさ)よ

とほき野面(のもせ)を

面(えが)けかし

さきては紅き春花(はるばな)よ

博多人形作家が1段づつ3年がかりで作った雛人形を飾る。

百人一首かるた。平安の男雛と女雛の世界。

春の訪れを告げる花々を添える。

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「小倉百人一首」本阿弥光悦作 《白光の宝物》。

【白光詩季折々】2月「流輝」

白光詩季折々 2024年02月02日

鬼は外 福は内

パラッ パラッ パラッ パラッ 豆の音

鬼は こっそり

逃げて行く

高千穂神社の神楽神々様

国東半島六郷満山修正鬼様

風神雷神様

御光臨で鬼退治!

ベトナムで出会った小さな舟2艘と鼈甲の小魚たち。

水がすべてを浄めて、福が輝く「流輝」の風景が見えました。

明治天皇御製書写会のお手本を作品として揮毫

奉納 2024年01月31日

明治神宮のおみくじは、明治天皇の御製(和歌)と昭憲皇太后の御歌が記されたもので、折々の生きる指針として親しまれています。

2023(令和5)年12月2日に、この御製の書写会が明治神宮で実施されました。

書写会の参加者は、柏木白光が書いた作品(5首)のお手本から一首を選び、思いを込めて書写をされました。

参加者は書いた作品とともに神前で参拝をされたとのことです。

京都教室、2024年2月の開講が決定しました

書道教室 2024年01月24日

柏木白光が主宰する紫鳳書道会では、2024年2月より京都教室を開講いたします。

講習日は毎月第2土曜日。会場は平安神宮前の京丸うちわの老舗「小丸屋住井」です。

開講から3ヶ月は初心者の方でも学べるテーマで講習を行います。

第1回:大筆の基礎練習(2月10日)
第2回:簡単な文字練習(3月9日)
第3回:小筆の基礎練習と名前練習(4月13日)

柏木白光の指導が直接、受けられます。対象は高校生以上です。

講習内容は目的に応じ、各種コースから選択できます。

お気軽にご参加ください。お問い合わせはこちらのフォームから:

https://byakko.info/inquiry/index.php

【基本情報】

開催日時: 毎月第2土曜日 10時〜15時(ご都合のよい時間帯に受講できます。)

会場:小丸屋住井(平安神宮前)

〒606-8344京都市左京区岡崎円勝寺町91-54 

(京都市営地下鉄東西線「東山駅」より徒歩8分/京阪三条駅より徒歩15分)

https://komaruya.kyoto.jp/aboutus

費用:入会金:10,000円 講習会費:9,000円

書道教室の様子はこちらから

https://byakko.info/school/index.php

【東京教室の様子】

青岸渡寺「行者堂」扁額を揮毫させていただきました

奉納 2024年01月09日

2023年10月21日、那智山青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)では山伏の修行拠点「行者堂」を約150年ぶりに再建しました。建立された行者堂は日本一の規模。熊野古道沿いに建てられており、青岸渡寺の三重塔と那智の滝を見渡すことができます。

柏木白光は、熊野古道をテーマにした作品群「天と地」にて、青岸渡寺を書巡礼し、作品「熊野の観音菩薩」を制作させていただいたご縁もあり、行者堂の扁額(看板)の書を揮毫させていただきました。

那智山青岸渡寺の高木亮英様よりお言葉をいただきました。

世界遺産 西国第一番札所
那智山青岸渡寺 山主 髙木亮英
 柏木白光先生との出会いは、先生の御念持仏如意輪観世音菩薩(大仏師松久朋林作)が、当寺御本尊と同じであり、御念持仏の開眼護摩供養を修法致した御縁からです。それ以来、熊野修験奥駈峰入り(那智山青岸渡寺~本宮大社)に御参加頂き、また金泥那智黒石般若心経を御奉納くださり、此の度は熊野修験那智山行者堂扁額に揮毫賜り、当寺に多大な貢献を頂いております。
 先生の凛としたお姿、神仏と対峙し、全身全霊を込めて筆を運ぶ御様子は、霊気霊験をも感じ取られ、迫力、躍動に満ち溢れたその中には、観音様の思いやり、慈悲の心が伺い知れ感銘を覚えます。 合掌

【伊勢教室】令和6年の干支「辰」の揮毫と展示

書道教室 2024年01月09日

令和6年で開講9年目を迎える伊勢教室。昨年末には恒例の干支の揮毫を行いました。

今年は三重県志摩市の「彩ギャラリー」での展示も実現。想い想いの書体で書かれた「辰」「龍」が一堂に会しました。

【受講生のコメント】

伊勢神宮書道教室、毎年恒例の新春干支色紙書き、猿から始まり龍、開講9年目、今年は約半数の人が新人さん。初めてでも本当に皆さんうまいです。「魂」「エネルギー」が溢れてる感じです。白光先生が「上手下手じゃなく書く時に思いを重ね書く」に後押しされました。素敵な干支色紙展覧会場になったと思いました」(伊藤知佐子さん)

「今回の彩ギャラリー干支展覧会は、先生の作品の「光」衝立を囲むように、私たちの作品を私たちの手で展示させていただきました。この作品を作った皆さんと、共に過ごせた時間が暖かく、いつでも迎えてもらえるようで嬉しかったです」(松崎高幸さん)

伊勢書道教室会員になって、「亥」から6枚目の作品制作!初めの年は楷書だけの制作で、早く草書や隷書が書きたいと憧れていましたが、今回、新人の方が素晴らしい作品を仕上げていらしてビックリしました!年に一度の楽しみになっています。(内藤衣里子さん)

「彩ギャラリーで作品を掲示して、沢山の方に見ていただく喜びは格別です。素敵な機会を頂いたことと喜んでいます。会員の結束力が高まったことも嬉しいことですし、サナギから蝶になる『変容』が伊勢書道教室におきていることを感じます。なんと言っても、白光先生の作品と同じ場所に、作品を掲示させていただけることは、光栄なことです」(武田数宏さん)

 干支色紙展示感動
「色紙の色も字体も違いますが、それぞれの違い(魅力)を活かしながら、白光先生のご指導のもと、新しい年を、「歓喜して和して生きる」そんなメッセージを展示から受け取りました。まるで、絶品の和(あえ)物から受ける調和の味」(西口 裕)

伊勢教室の詳細はこちら

【白光詩季折々】1月「七福神の唄」

白光詩季折々 2024年01月04日

毘沙門天
福禄寿
弁財天
恵比寿
布袋尊
大黒天
寿老人

龍神の使い
宝船に乗って
福を届けに参ります

福を運ぶナナレンジャー

本年も幸あれ!

【白光詩季折々】12月「おとぎ話」

白光詩季折々 2023年12月03日

きよしこの夜
星はひかり
救いのみ子は
まぶねの中に
眠りたもういとやすく

「すべての人の一生は神の手によって書かれたおとぎ話なのだ」

アンデルセン(デンマーク童話作家)