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「天と地」レポート 那智山青岸渡寺 高木亮英住職 講話

イベント報告 2023年04月25日

2023年4月22日、展覧会「天と地 熊野をめぐる書巡礼」が開催中の賓日館の大広間で、那智山青岸渡寺の高木亮英住職に講話「熊野信仰と修験道」をしていただきました。

講話に先立ち、語り部の西浦康代さんによる「熊野曼荼羅絵解き」が行われるとともに、高木住職の講話の前後には修験道グループ「熊野修験」の山伏8名による法螺貝演奏の儀式が行われました。

【来場者の感想】

●山伏装束の高木大先達と修験の方々に続く、白い作務衣の白光さん…。大峯奥駈道での景が、今ありありと浮かびます。大自然の中で擬死再生し、得た霊験を人々に施す熊野修験。白光さんの作品と対峙すると、大いなるものに抱かれるような気持になるのは、白光さんの書巡礼が、熊野修験に他ならないからだと分かりました。白光さんのように私も、菩薩様のお顔で生きることを目指したいです。(三重県伊勢市 久世伸子さん)

●人への思いやり、優しさそして慈しむ心を大切にしてきた日本人。

その信仰の原点を教えていただきました。

感謝です。ありがとうございます。(三重県伊勢市 山本眞生さん)

●紀伊半島を中心とした神社を巡り、神社と自然からなるその瞬間のパワーを体感しながら、書、詩、絵を自由自在に表現されていて、しかも100点もの作品が伊勢市二見浦の国宝、賓日館に展示されていました。エネルギッシュさと繊細さ、そしてただただ、圧巻。すごい!です!

余韻に浸りながら、那智山青岸渡寺高木亮英住職による講演。熊野信仰は、あらゆる宗教を融合したこと、性差や身分もなく寛容だったこと、そして熊野まで参拝できない人のために全国に熊野神社を作ったことなどなど興味深いお話と、そして天下泰平、平和、慈愛、祈りについて気付かされる不思議な時間でした。熊野人であることを誇りに思えました。(三重県鈴鹿市 大崎志保さん)

●賓日館で開催されている『天と地』の展示会に夫婦で伺いました。

明治20年に建設された皇室の宿泊施設は、細部に渡り日本の伝統建築手法で建てられており、品格の高さを感じられる素晴らしい場所でした。その施設全てを使用し、89ヶ所の聖地での作品が、其々のテーマごとに様々な言語文字で書かれた作品が展示されていました。墨絵や仏様の絵などに描かれた書や詩には、その地の力が込められた祈りの思いが感じられ、全てに圧倒されました。

那智山青岸渡寺 高木亮英住職様の『熊野信仰と修験道』の講和で、「優しさ」「思いやり」「慈しみ」を忘れずに大事にする事の教えも頂けました。

全てが経験した事の無い貴重な時間でした。(東京都 辛島高明さん、由利子さん)

●賓日館を訪れました。まず映像で書の巡礼をされている様子や作品を拝見し、その後、館内に展示されている生の作品を目にし、引き込まれるというか、圧倒されました。エネルギッシュな、深遠な心は凡人の私には計り知れないことです。

字が下手で、筆を持つことの苦手な私ですが先生の書はまるで絵をみているように見惚れ、時間を忘れるくらい、とても楽しい充実感のある時間でした。先生の書の巡礼への思い、願いなど色々勝手に想像していますが、私の思考に及ばないところにあると思いますが、本当に魅力的な白光先生でした。

この一日は一期一会といいますか、素晴らしいひとときとなりました。(熊野切目王子神社一行代表 高尾光子さん)