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【白光詩季折々】3月「春は来ぬ」

白光詩季折々 2024年03月01日

友人からの絵葉書を、色紙に張り込み、島崎藤村の詩を書く。

春はき(来)ぬ

春はきぬ

浅みどりなる新草(にいぐさ)よ

とほき野面(のもせ)を

面(えが)けかし

さきては紅き春花(はるばな)よ

博多人形作家が1段づつ3年がかりで作った雛人形を飾る。

百人一首かるた。平安の男雛と女雛の世界。

春の訪れを告げる花々を添える。

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「小倉百人一首」本阿弥光悦作 《白光の宝物》。

【白光詩季折々】2月「流輝」

白光詩季折々 2024年02月02日

鬼は外 福は内

パラッ パラッ パラッ パラッ 豆の音

鬼は こっそり

逃げて行く

高千穂神社の神楽神々様

国東半島六郷満山修正鬼様

風神雷神様

御光臨で鬼退治!

ベトナムで出会った小さな舟2艘と鼈甲の小魚たち。

水がすべてを浄めて、福が輝く「流輝」の風景が見えました。

明治天皇御製書写会のお手本を作品として揮毫

奉納 2024年01月31日

明治神宮のおみくじは、明治天皇の御製(和歌)と昭憲皇太后の御歌が記されたもので、折々の生きる指針として親しまれています。

2023(令和5)年12月2日に、この御製の書写会が明治神宮で実施されました。

書写会の参加者は、柏木白光が書いた作品(5首)のお手本から一首を選び、思いを込めて書写をされました。

参加者は書いた作品とともに神前で参拝をされたとのことです。

京都教室、2024年2月の開講が決定しました

書道教室 2024年01月24日

柏木白光が主宰する紫鳳書道会では、2024年2月より京都教室を開講いたします。

講習日は毎月第2土曜日。会場は平安神宮前の京丸うちわの老舗「小丸屋住井」です。

開講から3ヶ月は初心者の方でも学べるテーマで講習を行います。

第1回:大筆の基礎練習(2月10日)
第2回:簡単な文字練習(3月9日)
第3回:小筆の基礎練習と名前練習(4月13日)

柏木白光の指導が直接、受けられます。対象は高校生以上です。

講習内容は目的に応じ、各種コースから選択できます。

お気軽にご参加ください。お問い合わせはこちらのフォームから:

https://byakko.info/inquiry/index.php

【基本情報】

開催日時: 毎月第2土曜日 10時〜15時(ご都合のよい時間帯に受講できます。)

会場:小丸屋住井(平安神宮前)

〒606-8344京都市左京区岡崎円勝寺町91-54 

(京都市営地下鉄東西線「東山駅」より徒歩8分/京阪三条駅より徒歩15分)

https://komaruya.kyoto.jp/aboutus

費用:入会金:10,000円 講習会費:9,000円

書道教室の様子はこちらから

https://byakko.info/school/index.php

【東京教室の様子】

青岸渡寺「行者堂」扁額を揮毫させていただきました

奉納 2024年01月09日

2023年10月21日、那智山青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)では山伏の修行拠点「行者堂」を約150年ぶりに再建しました。建立された行者堂は日本一の規模。熊野古道沿いに建てられており、青岸渡寺の三重塔と那智の滝を見渡すことができます。

柏木白光は、熊野古道をテーマにした作品群「天と地」にて、青岸渡寺を書巡礼し、作品「熊野の観音菩薩」を制作させていただいたご縁もあり、行者堂の扁額(看板)の書を揮毫させていただきました。

那智山青岸渡寺の高木亮英様よりお言葉をいただきました。

世界遺産 西国第一番札所
那智山青岸渡寺 山主 髙木亮英
 柏木白光先生との出会いは、先生の御念持仏如意輪観世音菩薩(大仏師松久朋林作)が、当寺御本尊と同じであり、御念持仏の開眼護摩供養を修法致した御縁からです。それ以来、熊野修験奥駈峰入り(那智山青岸渡寺~本宮大社)に御参加頂き、また金泥那智黒石般若心経を御奉納くださり、此の度は熊野修験那智山行者堂扁額に揮毫賜り、当寺に多大な貢献を頂いております。
 先生の凛としたお姿、神仏と対峙し、全身全霊を込めて筆を運ぶ御様子は、霊気霊験をも感じ取られ、迫力、躍動に満ち溢れたその中には、観音様の思いやり、慈悲の心が伺い知れ感銘を覚えます。 合掌

【伊勢教室】令和6年の干支「辰」の揮毫と展示

書道教室 2024年01月09日

令和6年で開講9年目を迎える伊勢教室。昨年末には恒例の干支の揮毫を行いました。

今年は三重県志摩市の「彩ギャラリー」での展示も実現。想い想いの書体で書かれた「辰」「龍」が一堂に会しました。

【受講生のコメント】

伊勢神宮書道教室、毎年恒例の新春干支色紙書き、猿から始まり龍、開講9年目、今年は約半数の人が新人さん。初めてでも本当に皆さんうまいです。「魂」「エネルギー」が溢れてる感じです。白光先生が「上手下手じゃなく書く時に思いを重ね書く」に後押しされました。素敵な干支色紙展覧会場になったと思いました」(伊藤知佐子さん)

「今回の彩ギャラリー干支展覧会は、先生の作品の「光」衝立を囲むように、私たちの作品を私たちの手で展示させていただきました。この作品を作った皆さんと、共に過ごせた時間が暖かく、いつでも迎えてもらえるようで嬉しかったです」(松崎高幸さん)

伊勢書道教室会員になって、「亥」から6枚目の作品制作!初めの年は楷書だけの制作で、早く草書や隷書が書きたいと憧れていましたが、今回、新人の方が素晴らしい作品を仕上げていらしてビックリしました!年に一度の楽しみになっています。(内藤衣里子さん)

「彩ギャラリーで作品を掲示して、沢山の方に見ていただく喜びは格別です。素敵な機会を頂いたことと喜んでいます。会員の結束力が高まったことも嬉しいことですし、サナギから蝶になる『変容』が伊勢書道教室におきていることを感じます。なんと言っても、白光先生の作品と同じ場所に、作品を掲示させていただけることは、光栄なことです」(武田数宏さん)

 干支色紙展示感動
「色紙の色も字体も違いますが、それぞれの違い(魅力)を活かしながら、白光先生のご指導のもと、新しい年を、「歓喜して和して生きる」そんなメッセージを展示から受け取りました。まるで、絶品の和(あえ)物から受ける調和の味」(西口 裕)

伊勢教室の詳細はこちら

【白光詩季折々】1月「七福神の唄」

白光詩季折々 2024年01月04日

毘沙門天
福禄寿
弁財天
恵比寿
布袋尊
大黒天
寿老人

龍神の使い
宝船に乗って
福を届けに参ります

福を運ぶナナレンジャー

本年も幸あれ!

【白光詩季折々】12月「おとぎ話」

白光詩季折々 2023年12月03日

きよしこの夜
星はひかり
救いのみ子は
まぶねの中に
眠りたもういとやすく

「すべての人の一生は神の手によって書かれたおとぎ話なのだ」

アンデルセン(デンマーク童話作家)

伊勢教室作品展「風の道」がスタートしました

イベント情報,書道教室 2023年10月20日

柏木白光が主宰する紫鳳書道会の伊勢教室では、受講生による作品展「風の道(命の風ふかせたい)」を開催しています。会場はアートによる防災拠点づくりに取り組む三重県志摩市の「彩ギャラリー」です。

会場に受講生が教室で制作してきた作品とともに、柏木白光の作品も展示されています。12月8日までの開催です。

紫鳳書道会伊勢教室作品展「風の道(命の風ふかせたい)」

会期:10月17日~12月8日(土日祝日休み)10:00~17:00

会場:ギャラリー彩 

場所:彩電館 三重県志摩市阿児町4253

主催:紫鳳書道会柏木白光書道教室

彩ギャラリーホームページ https://hiruta8.com/

国指定重要文化財「賓日館」(三重県伊勢市)の看板を揮毫しました

奉納 2023年10月16日

このたび、国指定重要文化財「賓日館」(三重県伊勢市)の正門に新たな看板が設置されることとなり、柏木白光が書の揮毫を、柏木祥道が刻字をさせていただきました。

賓日館は明治20年、伊勢神宮を参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建立され、歴代の諸皇族、各界要人が宿泊されてきた由緒ある建物です。柏木白光は2019年と2023年に展覧会を開催させていただきました。

2023年10月5日には、柏木白光から賓日館を運営するNPO法人二見浦・賓日館の会会長の奥野雅則に看板の引き渡しが行われました。奥野会長と柏木白光により、新たな看板が正門に無事、設置されました。

NPO法人二見浦・賓日館の会 奥野雅則会長のコメント(抜粋)

「賓日館の玄関は北側にあり、冬場は海風が直接、玄関に吹き付けます。玄関の看板も劣化が進んでいたので、無理を承知で白光先生に新しい看板製作をお願いしたところ快諾していただけました。なお、嬉しいことに、ご主人の祥道が刻字をお願いしていただけるとのお話も頂戴しました。

祥道先生と白光先生の合作で素晴らしい看板が完成。これにより重要文化財としての賓日館の格も一段とグレードアップされたと感無量です。(2026年に始まる)耐震工事までの2年半は当然のこと、7年間の工事期間を経て、再々開館される時にもまた、建物の重厚さ、壮麗さに負けない新賓日館の『顔』になってくれるものと期待しています」

賓日館公式ホームページ https://hinjitsukan.com

「賓日館に素晴らしい看板が!!」 https://hinjitsukan.com/2023/10/09/11月のイベント情報-6/