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広峯神社に作品を奉納

メディア掲載 2016年09月01日

柏木白光は、2016年8月6日、姫路市の広峯神社に作品を奉納しました。その様子が神戸新聞(8月7日)に掲載されましたので、ご紹介します。

神戸新聞 2016年(平成28年)8月7日 日曜日

書道家・柏木さん
広峯神社に作品を奉納

 戦国武将黒田官兵衛ゆかりの広峯神社(姫路市広嶺山)で6日、書道家柏木白光(びゃっこう)さん=東京都港区=が書を奉納した。神事には地域住民ら約70人が参列。張り詰めた空気が漂う中、柏木さんの思いのこもった一筆一筆を静かに見守った。

 柏木さんは大分県中津市出身。詩と絵を融合させ、独自の世界観を表現した作風で知られる。姫路市内の知人の紹介で、5月に同神社から揮毫(きごう)の依頼を受けた。

 柏木さんは神社の舞台で一礼してから筆に墨を浸し、事前に薬師如来を表す梵字(ぼんじ)をしたためた半切り紙に書き始めた。農耕の神として信仰を集めた同神社にちなみ、「實(みの)るほど頭を垂れる稲穂かな」と力強く書き上げた。
 柏木さんは、かつて官兵衛に討たれた豊前国(大分県など)の豪族宇都宮一族の子孫。「不思議な縁を感じる。いい作品を奉納できてよかった」と笑顔を見せていた。(三島大一郎)